最近、TVなどのCMで「光回線契約するなら~…」「〇〇光、ひかり〇〇…」など色々と広告されていますが、種類がたくさんあって結局何が違うの?と思いませんか?
本記事では、そんな方に向けて代表的な光回線サービスについてフラットに簡単に違いを説明しています。
- 光回線サービスを種類ごとに違いや特徴を知りたい
- これから契約を考えているけど、契約を決める判断材料にしたい
本記事を読めば、皆さんの回線サービス選びの助けになると思いますので、ぜひご一読ください!
光回線サービスの代表的な種類と特徴
色々あるように見えて、今の代表的な光回線サービスの種類は大きく分けて5つです。以下に種類と特徴をまとめてみました。
種類 | 特徴 |
フレッツ光(NTT) | ・全国で利用可能(国内シェアNo.1) ・プロバイダ契約が別途必要 |
光コラボレーション | ・NTTの光を利用した他社の独自の光回線サービス(プロバイダを別で契約する必要なし) |
NURO光 | ・NTTの光の線を利用した高速化光回線 ・提供エリアは一部の都道府県 |
電力会社の光回線 | ・電力会社独自の光回線を利用したサービス(≠NTT) |
auひかり | ・電力系の光回線と、NTTの光回線を利用したサービス |
他にも、光ケーブルテレビのサービスもありますが、昨今では新規契約は少ないです。NTT等の光回線がない場所で検討することはあるようですね。
次項より、それぞれの特徴、代表的なサービスについて説明していきます。
フレッツ光(NTT)
フレッツ光は、NTT東日本とNTT西日本によって提供されているサービスです。
通信料無制限(使い放題)のフレッツ光ネクストと、使用量が少ないと安くなる使い放題プラン(料金2段階制)のフレッツ光ライトが代表的です。
※フレッツ光クロス(通信速度が最大約10Gbps)もありますが、提供エリアが東京/大阪/名古屋の一部であり、戸建てのみ対応しています。
ご家庭が戸建てか、マンションかによってもプランが違いますので確認が必要です。
フレッツ光(NTT)の回線サービス
・フレッツ光クロス(2020年4月提供開始)
・フレッツ光ネクスト
・フレッツ光ライト
また、1つ忘れてはいけないことがあります。それは、インターネット利用する場合は別途プロバイダー契約も必要!ということです。
・光回線をインターネットと繋げてくれる(提供してくれる)事業者のことです。インターネット接続する際には、光回線とセットで契約しなければならない、とだけ覚えておけばOKです!
光コラボレーション
一言で言うと、光コラボレーションは、「フレッツ光などのNTTの光回線契約+プロバイダ契約」がセットになっているサービスです。各事業者が独自のセット/サービスとして販売しています。
私たちから見れば、光コラボレーションサービスを1つ契約しておけば、インターネットが使えるようになるので、便利に感じると思います!。
以下に、光コラボレーションサービスの例をまとめておきます。
光コラボレーションのサービス(一部)
・ドコモ光
・ソフトバンク光
・ビッグローブ光
・nifty光
・U-NEXT光
・OCN光
・エキサイト光
・楽天ひかり 等々…
ただの「光回線+プロバイダ契約」だけでなく、プラスαのサービスになっていることが多いです。それぞれの事業の強みを生かしたサービスになっていることが多いため、私たちが今利用しているキャリアなどの特典を考慮して選ぶといいですね!


NURO光
NURO光は、「ソニーネットワークコミュニケーションズ」が提供している光回線サービスです。最大の特徴は、なんといっても「速度」です。今までほかのサービスでは、光回線速度は最大「1Gbps」がほとんどでしたが、NURO光は最大2Gbpsに対応しています。
提供エリアが限られていますが、対象エリアであれば利用対象の候補にいれてもよいのでは、と思います!
※賃貸マンションなどは対応していない場合があるので、確認が必要です。
NURO光については、下記動画でも説明されていますので、ご確認ください。
–
NURO光のサービス
・NURO光
・NURO光 for マンション
・NURO光 6Gs
・NURO光 10Gs
・NURO光 10G
プロバイダ契約とセットになっているので、光コラボレーション同様に1つ契約してしまえばインターネットに接続可能です。(NURO光のプロバイダはSo-net一択です)
電力会社の光回線
電力会社は、地方ごとに色々ありますよね。中部電力、関西電力、中国電力など。電力会社の光回線は、そういった電力会社が独自で光回線を持ち、プロバイダー契約をセットにして提供しているサービスです。
電力会社の光回線サービス
・コミュファ光
・ピカラ光
・メガエッグ
・eo光
・BBIQ 等々、、、
それぞれの電力会社がうちだしたサービスだと理解すればOKだと思います。
auひかり
auひかりは、NTTの光回線と電力会社の光回線両方使っています。そして、他の多くの光回線サービスと同様、プロバイダー契約もセットにして提供しています。前項の、電力会社の光回線サービスが提供されていない地域で多く展開されています。※マンションタイプなら全国対応していますが、シェアはNTTの方が多いの実情です。
auひかりの光回線サービス
・auひかり ホーム5ギガ
・auひかり ホーム1ギガ
・auひかり マンション
※提供タイプが住居タイプによって変更あり


まとめ
メジャーな5つの種類の光回線サービスについて説明しましたが、いかがでしたか?結局、コレが1番良い!と断言することは難しいです。各人によってメリットデメリットは変わってくるからです。自分の契約している携帯のキャリア回線がトータルで安くなる場合や、楽天ひかりはポイントがたまりやすいなど、各社の強みをそれぞれ出しているからです。選ぶ際には何を軸にするか決めておくといいと思います。